こんにちは!
皆さんはどんな家にお住まいですか?
- マンション
- 一戸建て
- アパート
- 団地
などが一般的で、その中でもマンションと一戸建ては購入型か賃貸に分かれると思います。
私は実家が一戸建てでしたが、小さい頃は「大人になったらマンションに住みたい」という願望がありました。
しかし、新築のマンションには知られざるリスクが存在するというのです。
お金、時間、精神、さらに言うと人生すら無駄にしてしまうかもしれないのです。
今回はこちらの本をもとに、新築マンションを購入する8つのリスクのなかで重要なものに触れていきます。

この本は以下の人におすすめです。
- マンションにかかわらず家を購入しようと考えている人
- 建築業界に興味がある人
- 建築について勉強している人
それでは行ってみましょう!
①欠陥マンションを購入するリスク

まだ記憶に新しい部類に入る事件がありましたよね。
「パークシティlala横浜」のマンション傾斜問題です。
計52本の杭のうち、28本を調べたところ地盤の強固な支持層に達していない杭が6本あり、
長さ不足の杭が2本あった。
wikipedia
建築にあまり詳しくない人にとっても、なんとなくいけないことなんだろうと察しは付くと思います。
これがどういうことかを簡単に理解するために「田植え」を想像してみてください。

学校などで田植えの体験をしたことのある方はわかると思うのですが、植え方が甘いと苗は傾いてしまうでしょう。
これがまさに、支持地盤に到達していないのと長さ不足の状況なわけです。
このようなリスクと建築業界の闇が分かる内容になっています。
②価格が下がるリスク

例えば一億円のマンションを購入したとして、その瞬間にそのマンションは一億円じゃなくなります。
傷つけたりしてないのに、さらには住んでもいないのにですよ。
そして、2020年の東京オリンピック前後から、その10年後にかけての日本の建物事情のシナリオについて、
人口減少などを絡めて警鐘を鳴らしています。
③健康を損なうリスク

このトピックは非常に興味深いです。個人的に、どんなに豪華なところに住んでいようとも、
健康を害してしまっては元も子もないからです。
そして、
- 不登校児童数
- 病欠欠席者数
- インフルエンザによる学級閉鎖数
これらを木造と鉄筋コンクリートの住宅において取られたデータで比較しています。
さらに、
- がん発生率
- 女性の流産率
これらに対しても踏み込んで解説しています。
④隣人とのトラブルリスク

集合住宅を経験された方は、騒音の被害に遭ったこともあると思います。
せっかく億に近いお金を出して都心のタワーマンションの高層階を購入したのに、お隣の生活音が丸聞こえ。
ということはこちらの音も隣に聞こえているのだ。
新築マンションは買ってはいけない!!
これはシャレになりませんよね。某不動産の「チャイムが鳴ったので出てみると4部屋違いだった」
などという信じられないような伝説を思い出します(^^;
やはり隣を選べないというのはリスクでしょう。
残りのリスクはこのようなものです。
- 廃墟になるリスク
- 災害にあうリスク
- 外国人と共存するリスク
- 不動産投資のリスク
まとめ
ここまで大まかなリスクについて見てきましたが、これだけでも恐ろしいですね。
私は勉強のためにこの本を購入しましたが、専門知識がない人でも理解できるように書かれています。
建築の専門知識がある学生や、建築業界に務めている方にもおすすめの良書だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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