ボディビルダーはボディビルジムに帰れ

かなり過激なタイトルになってしまいましたが、実はこれ、ある本からの引用です。

その本とは、トレーニング界隈ではそこそこ有名な「果てなき渇望」という作品です。

突然ですが、皆さんはボディビルという競技にどんなイメージを持っていらっしゃいますか?

  • バカがバカみたいに鍛えるだけ
  • ゴリラ
  • ナルシスト
  • ササミばかり食べている
  • 使えない筋肉
  • 気持ち悪い

ざっとこんな感じでしょうか。

最近はフィットネスyoutuberが出てきているおかげで少しずつイメージが変わってきていると感じています。

しかし、まだまだ世間一般のボディビルに対するイメージは上記のような要素が根付いているようです。

今回は「果てなき渇望」の内容を章ごとに大まかに紹介しながら、ボディビルという競技の地位が、あなたの中でほんの少しだけ向上することを願って、私個人の見解を書いていこうと思います。

それでは行ってみましょう!

①コンテスト

ボディビル界隈では誰しも名前を聞いたことがある、谷野義弘選手という一人のボディービルダーにスポットライトを当てています。

  • コンプレックス
  • 強迫観念
  • 家族

といったトピックに絡めつつ、ボディビルダーにとってコンテストとはどのようなものなのか、ストーリー立てて語っています。

ちょっと家族のトピックで面白い部分があったので引用します。

谷野にとって一番うれしいのは、子供たちが、お父さんがボディビルダーということを自慢にしてくれていることだ。

「授業参観に行くと、娘の友達が私の周りに集まってズボンの裾をめくるんです。どうやら、娘が学校で ″ウチのお父さんの脚はすごいんだ”

って言ってるみたいですね」

果てなき渇望

これは人によっては朗報なのではないでしょうか。やはり、子供たちは逞しいヒーローに憧れますよね。

欧米ではスーパーマンやハルク、キャプテンアメリカなど熱い胸板を持ったヒーローが大人気ですから。

「〇〇くんのお父さんカッコいいね!」とか言われたり、腕にぶら下がるのを頼まれたりすると、「あぁ、鍛えていて良かったな」と思ったり(笑)

子供にとって親を自慢できるっていいですよね。

本書はボディビルを全く知らない人でも分かるように書かれていて、このように親しみやすいストーリーが挟まれています。

②女子ビルダー

ボディビルに限らず、多くのスポーツは男性社会である気がします。

その中でも、体を鍛えることに魅せられた女性の生き方や苦悩について書かれています。

私は体を鍛えている女性は素敵だと思います。やはり、男性でも女性でも体を鍛えて健康的な食事をとると、見た目が良くなります。

女子の中には「筋トレをすると太くなっちゃう」という人がいますが、それは正しくもあり、間違いでもあるのです。

そう簡単には筋肉なんてつきません。しかし、女子ビルダーは、女性らしさという部分から離れすぎず、筋肉をできるだけつけるということに

挑戦しています。

以前、ジムでトレーニングに来ていた女性が、「フリーウエイト(バーベルやダンベルを使うトレーニング)エリアにいってトレーニングしたいけど、男の人ばかりで入りづらい。女性専用のベンチプレス台ができればいいのに。」

と言っていたのを思い出しました。

事実として体を鍛えると見た目が美しくなるので、もっと女性が参入しやすいようにしていかなければいけないなと感じます。

美しさとは個性。

美しいというイメージに自分を近づけるのではなく、自分自身を見出すことが最も美しい。

果てなき渇望

深いですね。

③禁止薬物

ステロイド

ステロイドという言葉を聞いて何を思い浮かべますか?

多くの人は皮膚科に言ったらもらえる塗り薬、というイメージでしょう。

ボディビルやその他スポーツでは、筋肉増強剤:アナボリックステロイドと呼ばれているものがあります。

簡単に言うと、普通ではありえないほどの短期間で筋力や瞬発力が伸びてその結果記録が伸びるという代物です。

オリンピック関係でたまに聞く話でもあるかもしれません。

ボディビルにおいてステロイドを使うことでナチュラルでは到達困難な領域まで行ける可能性が広がります。

海外で最も権威のある大会、ミスターオリンピアを見ればそれが容易に想像できます。

副作用

「そんなすごいものなら使えばいいじゃん」と思う人もいるかもしれません。

しかし、恐ろしい副作用が待ち受けているのです。

主に、

  • 内臓肥大
  • 睾丸萎縮
  • 女性化乳房(女性の場合は男性化)
  • 神経過敏

といったものがあります。

ミスターオリンピアを4連覇した、ドリアン・イェーツが東京に来た際に、セミナーで「ステロイドを使用しているか」と聞かれたときの答えは、

プロとしてのこの体を維持し発達させるためには、ドーピングなしではやってはいけない。

ライバルたちが使っている以上は僕も使用する。

僕は家族を養っていかなければいけない。

果てなき渇望

とのことです。

体を美しくするために、健康を犠牲にする人もいるということです。

彼のようにハッキリと使っていると言うならいいのですが、使っている人ほど隠す傾向にあります。

使う分には個人の勝手ですが(決してステロイドを勧めてはいません)、使っているのにナチュラルだと嘘をつく人は許し難いです。

この章を読んで、やはり私は「ナチュラルで限界を目指そう」という気持ちが高まりました。

最後に

さて、ここでこの記事のタイトルにもなった部分を引用します。

もちろん人格のできたビルダーもいる。だが料簡違いのビルダーも多い。

ボディビルに対する偏見を作っているのは、他ならないボディービルダー本人だ。

「ボディービルダーたちはボディビルジムへ帰れと言いたいですね。」と吉行は厳しい表情で言った。

果てなき渇望

ボディビルという競技はまだまだマイナーでネガティブなイメージが付きまとっています。

しかし、少しでも私たちが体という見た目を改善したければボディビルダーから学んだ方が早いです。

理想は人それぞれです。モデル体型、ボクサー、プロレスラー、ボディビルダー、いろいろありますが、どこを目指してもいいのです。

ゴールは違えど進んでいる方向は同じはずです。

なので、どの体はどれよりもカッコいいとか、細いとか、弱いとか、そんなことはどうでもいいのです。

自分がこうなりたいという体に向かって一生懸命トレーニングに励むのみです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

20代、関東在住ブロガー。自分の人生に何の意味があるか分からず早期退職。願わくば、永遠に筋トレと読書と音楽をやっていたいと考えている今日この頃。それを実現するために日々奮闘中。 よろしくお願いします。