「筋肉といえばタンパク質が重要だ!」という風潮がありますが、
炭水化物も筋肉をつけていく上で非常に重要な栄養素で。むしろ炭水化物の方が重要だと最近は感じるようになりました。
ところで皆さんは炭水化物を摂るとき、何をメインにしていますか?
炭水化物の種類として、
- ごはん
- パン
- イモ
- 麺類
などが一般的だと思います。
今回は、ごはんのうちの玄米について、消化吸収や白米との比較などから、体作りに有効か考えていきます。
それでは行ってみましょう!
玄米は筋肉にいいの?
玄米の栄養素
まず、玄米(200g)の栄養素を見てみましょう。

- タンパク質・・・5~6g
- 炭水化物 ・・・60~65g
- 脂質 ・・・ほぼ0g
- カロリー ・・・280kcal
白米の栄養素も見てみましょう。

- タンパク質・・・4g
- 炭水化物 ・・・67g
- 脂質 ・・・0g
- カロリー ・・・290kcal
三大栄養素とカロリーの数値を見る限りではそこまで違いはありませんね。
増量(バルクアップ)において

玄米と聞くと、減量(ダイエット)のイメージがあるかもしれませんが、増量期間に食べていても何ら問題がないと思います。
ちなみに私の場合だと、炭水化物のほとんどは玄米から摂っていますが少しずつバルクアップしていってます。
さらに、体感として白米も玄米も消化吸収のスピードは変わらないどころか、「玄米の方が早いのでは?」と感じることもあります。
GI値というワードが流行った時期もありましたが、栄養バランスや人によるところが多く、あまり当てにしてません。
おそらく、玄米食にするとよく噛む癖がつくことで食べ物が分解されやすくなり、内臓への負担が減ったからだと思います。
トレーニング後は吸収の早い白米を!などと言う人やメディアに惑わされずに自分で試して考えるといろいろ分かってきます。
減量(ダイエット)において

米を玄米にすると痩せる、体重が減る、ということを聞いたことがあります。
結局のところ、 減量で重要なのは、運動とカロリーのコントロールと睡眠です。
玄米=痩せる、ではなく何でもよく噛んで食べることは増量や減量にかかわらず大切なことです。よく噛んで食べることと、そもそも玄米は白米に比べてかさが多くなるので満腹感が出ることは間違いないでしょう。
最後に
結局、玄米は筋肉にいいの?という疑問は、単純に"自分の体に合うかどうか"だと思います。『効果がある』、『ない』で語ることはできません。
自分で試してみて玄米より白米がいいと思うのなら白米を食べ続けるべきですね。「玄米だとお腹を壊すが、白米だと大丈夫」というアスリートもいるくらいですので。
私のようなハードゲイナー(体重が増えにくいタイプ)はいろいろ試して自分に合ったものを見つけていくしかありません。
テキトーな食事しかしてないのに、いい結果を出す人もたくさんいます。
しかし、そんな人たちと自分を比べていても意味がありません。
昨日の自分より今日の自分が少しでも進歩しているならば、自信をもってこれからも頑張っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメントを残す