人付き合いをしていくなかで、こんな悩みを抱えたことはありませんか?
- 議論ですぐに折れてしまう
- なかなか相手を説得できない
- あの時ああ言えばよかった
- あいつを言い負かしてやりやい
- 自分の意見を通したい
私は全て当てはまります(汗)
このように考えている人には『世界を思い通りにしたい』という意識が少なからずあるのではないでしょうか。
今回は、2ちゃんねるの創始者である、"論破王"ひろゆき氏の著書『論破力』から、相手を論破するためのライフハックを少しだけご紹介します。
それでは行ってみましょう!

相手を論破する方法
1vs1は避ける

議論をするときに1対1という状況はなるべく避けた方がいいようです。なぜかというと、『言った、言ってない』の水掛け論になるからです。会話を録音しているならいいですが、手元に録音できる機械がなかったり、録音機やスマホの録音機能の存在を知られてしまうと嫌悪感を示し、会話をやめてしまう人もいます。
1対1がダメなら具体的にどうすればいいのでしょうか。それは、
必ずジャッジを置く、ということが重要です。その第三者は直接的に議論に参加していなくてもいいです。
ジャッジを置くことでその後に水掛け論になる確率もかなり下がりますし、相手も人前では下手なことは言えません。
2人きりでの議論はなるべく避けましょう。
「絶対」は禁句

曖昧な言葉もまた付け入るスキを与えてしまい、こちらが逆に論破されてしまう恐れがあります。
本書では「絶対」という言葉が例えに上げられていますが、個人的に禁句だと思うワードは、
「みんな」
です。
「みんなこう思ってますよ」と言っても準備不足だと「みんなって誰?どの人と、どの人?」と返されてしまい、「(勝手に名前出していいのかな)う~ん…」と詰まってしまうことがあるのではないでしょうか。
ですので、この『みんな』という曖昧なワードの類は使わないようにしましょう。
もし使う際には、議論の前に名前を出していいか事前に口裏を合わせておくといいと思います。
○○○ってなんすか?

以前、ひろゆき氏が討論番組でインターネットに関して討論していた時に、相手の方が"写像"という言葉を使ったんですね。ひろゆき氏はすかさず、
「しゃぞう?なんすかしゃぞうって」と切り返しました。
相手の方は「だめだこりゃ(笑)」と言ってしまい、「それ人呼んだ人に失礼じゃないですか」とひろゆき氏に返され、さらに追い込まれてしまいました。討論ではひろゆき氏が常に圧倒していて相手側が逃げ続けている感じだったのですが、またひとつボロを出してしまいました。調べれば動画が出てくると思います。
ここで「〇〇〇ってなんすか?」と聞くのには、その言葉を使っている側が本当に意味を理解して使っているのかを確かめるという狙いがあります。
意味だけでなくとも、どんな考えをもってその言葉を使っているのかを確認することができます。
相手がそれっぽい言葉を使った時には「〇〇〇ってどういう意味ですか?」と聞いてみましょう。
最後に
コミュニケーションを円滑にする系のビジネス書は多く出回っていますが、それを"論破"という角度から考えている本書はとても面白く、「なるほど、そういう考え方もあるんだな」という気持ちにさせられました。
もしこの本を手に取ったら、自分が大事だなと思った論破法を手帳に書き写して、議論するときにメモを取るふりをしながらチラ見して実践してみてもいいかもしれません(笑)
世の中を思い通りにしてしまいましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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