風邪ってつらいですよね。
寒い時期前後にはインフルエンザのような重度の症状が出るウイルスが流行り始めますが、ただの風邪の方が意外と厄介かもしれません。
学校、仕事、スポーツ、筋トレ、家庭のようにすべての場面で足かせになってしまう風邪。
そんな風邪を未然に防ぐには、当然のことながら免疫力をつけなければいけません。今回はそんなアプローチを食事面から考えていきます。
以前、『テストステロンを増やす食べ物』という記事を書きましたが、その記事の中で紹介している食べ物と多少被る部分があったので、よろしければ合わせて読んでいただけると嬉しいです。
それでは行ってみましょう!
免疫力を強化する食べ物
はちみつ

はちみつは、『蜂が集めてくる美味しい蜜』というだけでなく、
- 抗菌
- 抗がん
- 抗炎症作用
があると言われています。
さまざまな天然の蜂蜜の有益な健康への影響には、一般的な体の痛み、胸の痛み、月経痛、疲労、めまい、生後障害、男性のインポテンス、および咳、気管支炎、咽頭炎、のどの痛みなどの呼吸困難があります 。
Novel Insights into the Health Importance of Natural Honey
ハチミツ自体が万能薬というわけではありませんが、砂糖などの代わりに甘味料として摂ってみるのもいいのではないかと思います。
ヨーグルト

健康食品の定番になっているヨーグルトですが、やはり免疫力を高める可能性を秘めています。
ヨーグルトは良質なタンパク源であり、 カルシウム、亜鉛、ビタミンB群、プロバイオティクスが豊富です。
Yogurt: role in healthy and active aging
プロバイオティクス(乳酸菌)は単体でサプリメントが販売されたりしているので、その重要性は今では当然のようです。
ヨーグルト自体もそうですが、ヤクルトなどをはじめとする乳酸菌飲料が長年売れ続けている事実があります。
『売れている=効果がある』と言いきることはできませんが、自分で継続して食べて合うかどうかを確かめてみるだけでも価値はあると思います。
大豆

先ほどのヨーグルトは発酵食品に分類されますが、大豆製品もその一つです。例えば、
- 味噌
- 納豆
- 豆腐
- 油揚げ
『乳酸菌=ヨーグルト』という風潮が少なからずありますが、発酵食品には基本的に乳酸菌が豊富に含まれています。
ですので、「ヨーグルトを食べていてもイマイチ…」という方は、和食の発酵食品を試してみるといいでしょう。
かんきつ類

みかんなどの柑橘類と言ったら"ビタミンC"を想像するのではないでしょうか。今のところ、ビタミンCは免疫力に大きく関わっているという研究が覆ることはないようです。
ビタミンが多く含まれている柑橘系を順に紹介しておきます(100g中に含まれる量)。
- オレンジ・・・・・・・60~80mg
- レモン・・・・・・・・74mg
- みかん・・・・・・・・30mg
- グレープフルーツ・・・23mg
ショウガ

ショウガは、痛み、炎症、胃腸障害を含む多くの病気のために古代から漢方薬、アーユルヴェーダ薬、ウナニ薬、家庭薬に広く採用されています。
ショウガのすべての栄養学的特性の中で最も重要なのは、消化刺激作用、抗炎症作用、および抗癌作用を含む胃腸管へのその積極的な影響です。
Ginger rhizomes (Zingiber officinale): A spice with multiple health beneficial potentials
数あるハーブの中でショウガは殺菌、抗菌作用が強く、古くから家庭用の治療薬としても使われてきました。
寿司にわさびやガリが付いているのは生ものを消毒する意味合いも込められているようです。
摂り方はいろいろありますが、加熱するとより効果を高めることができます。
最後に
【参考文献】
- You AhR What You Eat: Linking Diet and Immunity
- Fiber and Prebiotics: Mechanisms and Health Benefits
- Yogurt: role in healthy and active aging
- Ginger rhizomes (Zingiber officinale): A spice with multiple health beneficial potentials
いかがでしょうか。意外と定番なものが多かったかもしれませんが、これらを意識して摂っていくことで風邪などの病気を予防できる可能性が広がるのではないかと思います。
この記事を読んで免疫を上げて、健康的な生活を送っていただけると嬉しいです。
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